Medidataの Patient Insights Board メンバーが7月、ニューヨークオフィスに集まり、2019年以来初めてメンバーが直接参加するDesign Studio Summit(デザインスタジオサミット)を開催しました。このサミットの焦点は、臨床試験参加者が臨床試験体験の評価やレビューを提供することによる業界のメリットを検討することでした。
参加者には、メディデータが2021年にパートナーシップを結んだ総合研究機関Circuit Clinicalの代表者も含まれており、メディデータ側の参加者としてPatient Cloudチームのメンバーも出席しました。
サミットはまず、消費者がレビューを残したり読んだりする動機は何か、また購買の意思決定にレビューをどのように利用するかなど、一般的な評価とレビューの概要説明から始まりました。次にサミット参加者は、臨床研究をより患者にやさしく、患者中心で、患者参加型のものにするために評価をどのように利用できるかについて議論を行いました。セッションの最後には、臨床試験の評価とレビューのオンラインプラットフォームであるTrialJourney©のレビューが行われました。メディデータとCircuit Clinicalのパートナーシップの一環として、Medidata Raveの顧客はイベント駆動型のトリガーにより、臨床試験参加者による臨床試験体験の評価を受けることができるというメリットを享受しています。
サミットはメディデータのニューヨークオフィスで開催され、メディデータの人々は Patient Insights Board のメンバーと直接会い、彼らの活動を見る機会に恵まれました。その中で、ボードメンバーの Phyllisa Deroze 氏が自身の健康状態について語りました。
メディデータの患者エンゲージメント担当バイスプレジデント、Alicia Staley は、次のように述べています。「人々が体験をどのように評価したいかということになると、患者の考え方には多くのことが関係してきます。私たちは、消費者や小売業者の体験から臨床試験の体験にどのような教訓やベストプラクティスを移せるかに焦点を当てました。」
メディデータでCircuit Clinical とのパートナーシップを統括する患者登録・リクルートメント担当バイスプレジデントの Kelly McKee は、次のように述べています。「サミットで集められた知見は、Circuit Clinicalが TrialJourney© の構築を続ける中で取り扱われることになると思います。Circuit Clinical との提携は、40 以上の分散型臨床試験 (DCT) 施設のネットワークと、TrialJourney© の評価・レビューという 2 つの中核機能に重点を置いています。
「パートナーとして、Circuit Clinical にわたしたちの Patient Design Studio を開放することで、ここで取り上げられる課題に患者の視点を吹き込み、業界と患者の経験にプラスの影響を与えることができます。」
– Kelly McKee, VP, Patient Registries and Recruitment, Medidata
Circuit ClinicalのChief Commercialization OfficerであるDana Edwards氏は次のように述べています。「メディデータとのパートナーシップにより、このイベントは、志を同じくする組織と協力して私たちの最も困難な課題を解決することで得られる付加価値を提供します。私たちが学んだことは、患者は話を聞いてもらいたいという思いを強く持っていること、そして彼らの声は非常に重要だということです。 TrialJourney© プラットフォームに対する患者の認識をよりよく理解してこのイベントを終了し、今後は患者のニーズを満たすための改善に取り組んでいきます。」
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