【イベントレポート】CRCあり方会に出展、EHRデータとEDCに関する調査実施
本ブログでは、2023年9月16日~17日にかけて、岡山にて開催されましたCRCあり方会でのセッションおよび出展の様子をご紹介いたします。
ほとんど毎年恒例となったCRCあり方会への出展ですが、昨年までのDCTのご紹介から少し角度を変え、今回は新たなソリューションをご紹介いたしました。
ご紹介したのはEHRデータをEDCに取り込むソリューションで、EDCの同一画面上で取り込んだEHR情報を確認できるため、画面を行ったり来たりする必要がなく、これまで転記やそれらのチェックなどにかかっていた時間を大幅に削減できるものです。
Rave Companionとして発表しており、EDCの一部機能としてお使いいただけます。
ランチセッションおよびブースで本ソリューションをご紹介し、あわせてご来場者の皆さまからはEHRデータの取り扱いや現状の課題などについてお伺いしました。
2日間の会を通して、多くのお客様にご来場いただき、140名を超える方々にアンケートのご回答をいただきました。
ご来場くださった皆様に御礼を申し上げるとともに、こちらでアンケート結果のご紹介をしたいと思います。
アンケートにご協力くださった方々は、主に特定機能病院、SMO、臨床研究中核病院、製薬企業、その他の一般病院、地域医療支援病院に所属されている方で、EDCへの入力の負担やCompanionの効果について率直なご意見を伺いました。
「電子カルテなどの情報をEDCへ入力することをどの程度負担に感じるか」、「入力後の原資料との整合性チェックをどの程度負担に感じるか」、という設問に対しては、「とても負担と感じる」「まあまあ負担と感じる」という回答が大半を占め、それぞれ88%、90%という非常に高い割合となりました。(下図参照)
臨床試験実施に伴い、現行の各種記録および入力作業が施設スタッフに大きな負担を与えていることがわかります。
その後、その場でRave Companionのデモをご覧いただいたり、ご紹介を行った方々への追加質問として「Companionがそれらの負担を軽減するのに役立つか」を質問したところ、「EDCへのデータ入力の負担削減」、「品質担保のための工数削減」が期待できるという回答がそれぞれ95%、92%となりました。(下図参照)
実際にソリューションをご覧いただいた方の90%以上が、実務の負担軽減に役立つと回答されており、Rave Companionのメリットをご実感いただくことができました。
また、今後使ってみたいというご回答も同様に90%を超え、Companionをご支持いただける結果となりました。
日本でのセミナーおよびイベントでのCompanionのご紹介は今回のCRCあり方会が実質初めてで、ソリューションとしても複数機能のうち一部の提供を開始したところですが、今回のイベントでのご紹介にてスポンサー様だけでなく施設スタッフの方々が試験でEDCをご利用いただくメリットをお伝え出来たのではないかと思っております。
今後もこうした機会を設けるべく、引き続きご紹介の場を検討していければと考えております。
ソリューションにご興味をお持ちいただきましたらぜひお問い合わせください。
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