Chief Patient Officer
Alicia Staleyは、メディデータでChief Patient Officerを務めています。彼女はソーシャルインパクトとエンゲージメントチームを率い、患者さんや治験実施施設、従業員の意見や洞察を活かして製品開発に反映させています。3度のがんを克服した経験を持つAliciaは、自身の体験や患者さんへの共感を活かして、患者さんに寄り添ったイノベーションを推進しています。2018年には「Patient Centricity by Design(PCbD)」を立ち上げ、患者さんの立場を重視した技術ソリューションを開発するための仕組みを作りました。この取り組みにより、患者さんがより積極的に臨床試験に参加できる環境を作り出しました。
Aliciaはソフトウェア設計と情報システム管理で25年以上の経験を持ち、その知識を活かして患者支援に取り組んでいます。彼女は、患者アドボケイトや非営利団体、業界の関係者たちとの広いネットワークを活用し、がん治療を改善するための政策や取り組みを進めています。また、患者支援やエンゲージメントの推進者として、臨床研究に参加したいと考える患者さんが直面する課題や悩みを深く理解し、それに寄り添ったサポートを行っています。
Aliciaはその患者支援活動において数々の賞を受賞しており、National Coalition for Cancer Survivorshipから授与されたEllen L. Stovall Award for Innovation in Patient-Centered Cancer Care、Eye for Pharma Patient Champion Award、メディデータの「Patient Centricity by Design」イニシアチブに対するCHI SCOPE Participant Engagement Awardなどがあります。
Aliciaは、優れた研究者であり著者としても活躍しています。多くの研究を共同で主導し、患者さんの声を反映させた臨床試験の設計や開発の重要性について、多くの場で発表しています。AliciaはSyracuse Universityで機械工学の学士号を取得し、Boston Universityで情報システム修士号とMBAを取得しました。患者支援への情熱が、臨床研究における意義ある変革を目指す彼女の原動力となっています。