Rave Coder+
進化したRave EDCにおける医療コーディングの自動化ワークフロー
Rave Coder+は、WHODrugおよびMedDRA辞書2を使用した英語および中国語1による臨床試験の医療コーディング機能を提供します。Rave Coder+は、 Medidata Platformの統一プラットフォーム上に構築され、Rave EDC に入力されたverbatim用語をコーディングするための自動医療コーディングワークフローを備えています。
Rave Coder+は、「Code with Confidence」3という新しい独自のコーディングアルゴリズムを搭載しており、6000万件以上の過去のコーディング決定に基づいてトレーニングされた機械学習モデルを使用して、コーディング予測と関連する信頼レベルを提供します。
Rave Coder+の特長と利点
ユーザーとの連携
メディデータは、38社の顧客と200人のユーザーと共同でRave Coder+を開発し、6つのリリースからなるベータプログラムを実施しました。これにより、顧客のフィードバックを迅速に取り込みながら、新機能の厳格なテストを行いました。
信頼性の高いコーディング
メディデータは、6,000万件以上のコーディング履歴をもとに学習・テストされた機械学習モデルを用いて、新しいコーディング予測アルゴリズムを開発しました。
Rave Coder+は、生成された予測が信頼度の閾値に達した場合、自動的に逐語的なコーディングを行います。高信頼度の閾値の場合、使用する辞書にもよりますが、予測の精度は93~96%になると予想されます。 逐語訳のための閲覧・検索には平均5分かかりますが、Rave Coder+の場合は数秒で自動的にコーディングを行います。
高速コンフィグレーションとスタディ途中の変更
コーディングが関連するスタディ設定はすべて Rave Coder+ 内に含まれているため、EDC スタディのビルドを修正することなく、スタディ設定の迅速化とスタディ途中での変更の簡略化・迅速化を実現します。
コーディングワークフローの合理化
Rave EDC で病歴、併用薬、有害事象、薬剤、手順を含むその他症状がフィールドに入力されたverbatimは、コーディングのために Rave Coder+ に自動的にフラグが立てられます。自動生成された予測値が一致しない場合、Rave Coder+の高度なブラウズ・コーディングの決定は自動的にRave EDCに返され、コード化された回答で逐語録を補足します。
関連製品
Rave Data Management
Rave Coder+は、 Medidata Platformにおけるメディデータの臨床データ管理の統合ソリューションの一部で、複数のソース(Rave EDC、Medidata eConsent、Medidata eCOA、MyMedidata、Rave RTSM、Rave Imaging、Sensor Cloud)からのデータの集約と照合、そしてRave TSDV と Medidata Detect による高度なデータレビューと分析が可能になります。
Rave EDC
Rave EDCは、臨床試験施設、患者、ラボのデータを取得・管理するための先進的で堅牢かつ安全なシステムです。
Rave Safety Gateway – 安全性データの送信
Rave Safety Gatewayは、Rave EDCのAEとSAEを安全性情報管理システムに正確かつ効率的に送信します。重複したデータ入力を排除し、安全性情報の送信を加速し、臨床と安全性チーム間のデータ照合を軽減します。
更に詳しく知る
拡張性、柔軟性、そして知性を備える次世代の臨床データ管理
このホワイトペーパーでは、臨床データ管理(CDM)が現代の臨床試験で高まるデータの圧力に迅速に対応しなければならない理由を要約し、複雑化する臨床試験の世界で成功するために必要な、最新のインテリジェントCDMプラットフォームの基盤となる3つの柱について説明します。
次世代の臨床データ管理
臨床データの収集・管理プロセスとテクノロジーは、分散型臨床試験の採用が加速し、プロトコルが複雑化し続けていることに対応するために、進化する必要があります。次世代型臨床データ管理に対するメディデータのアプローチについてご覧ください。
1.マンダリン
2.日本語版、J-Drug辞書、他言語は今後のリリースで対応予定です。
3.初回リリースは英語のみ。中国語、日本語、その他の言語は、今後のリリースで対応予定です。