Rave Data Management
メディデータの臨床データ管理および臨床データ収集のためのRaveデータマネジメントソリューションは、複雑な手作業のプロセスを排除し、より迅速な洞察のための高品質なデータを提供します。その結果、スタディ構築時間、クエリ量、データ修正率、レポーティングのターンアラウンドが大幅に削減されます。
Rave データマネジメントソリューションは Medidata Platform 上で動作し、Rave EDC、 eCOA、 eConsent、 myMedidata、 Sensor Cloud、 RTSM、 Imaging、 Coder、 Safety Gateway 間の相互運用性を提供します。
データマネジメントの近代化への道
臨床データマネジメントの近代化の必要性
臨床データの状況は常に進化しています。臨床データ管理は、取得されるデータの多様性、量、速度に対応するために、柔軟性、拡張性、インテリジェンスを備えている必要があります。データは、完全な患者ビューを提供するために統一され、問題を特定するためにインテリジェントに分析され、データベースロックを加速し、臨床データ分析を開始するために自動的に変換される必要があります。
臨床データマネジメントの未来像に追いつきましたか？
臨床データ管理（CDM）は変化する必要があり、また迅速に変化する必要があります。臨床試験におけるデータの取得と管理のための従来の方法は、これまでにない方法で破壊されています。この混乱により、規制当局も業界も、患者にケアを提供するための新しい方法を可能にし、実行する方法について、徐々に考えることを余儀なくされています。
一元化で市場投入までの時間を短縮
Medidata eCOA、Rave EDC、Rave RTSMの統合により、単一のデータソースを使用して、情報に基づいた意思決定をリアルタイムに行うことができます。統一されたプラットフォーム上で同じバックエンドを使用することにより、二重のデータ入力がなく、合理的なワークフローを実現します。
クリニカルデータの取得と管理を近代化するための3つの柱
臨床データの収集と管理のプロセスとテクノロジーは、分散型臨床試験の導入の加速とプロトコルの複雑化の継続に対応するために進化する必要があります。臨床データの収集・管理の近代化に対するメディデータのアプローチについてご覧ください。
Rave Data Managementの利点
リスクの軽減
データの完全性、データの質、患者の安全性に対するリスクを軽減します。Medidata Platformは、スタディ内またはポートフォリオ全体における完全なデータの透明性を実現し、スタディチームが意思決定を加速してスタディ効率を高め、最終的にリスクとスケジュールを削減できるよう支援します。
重複チェックとデータ照合が不要
Medidata Platformの統合プラットフォームは、アプリケーション間の完全な相互運用性を実現します。これにより、異種システム間で共通するデータ転送、統合、照合に由来する冗長性と非付加価値活動を削減することができます。
複数のシステムやアプリケーションを排除することで、プロセスとワークフローを合理化し、すべてのチームと試験業務の生産性を向上させることができます。
リアルタイムでのデータインサイト
Medidata Platformですべてのスタディデータを一元管理することで、実用的な洞察を容易に可視化させることができます。
Medidata Platform上の任意の製品、または当社のプラットフォームに接続された外部システムでデータを取得すると、データ照合の必要なく、自動的にレポートと抽出に利用できるようになります。これにより、すべての臨床試験とプログラムにおいて、正確で統合されたレポーティングと分析が可能になります。
ベンダーの集約
すべてのデータを単一のプラットフォームで管理することで、異なるシステムやベンダーからのデータ転送、統合、照合を排除し、プロセスとワークフローを劇的に合理化することができます。
データベースの開発とプロセスに携わる部門横断的なチームに、メディデータクリニカルクラウド上での整合性と透明性を提供することができます。オンタイムの導入を保証し、最終プロトコルから本番稼動までの全体的なタイムフレームを短縮します。
試験開始と終了の加速化
すべてのデータを単一の統一されたプラットフォームで管理することにより、リスクを軽減しながらペースと生産性を向上させることができます。
メディデータクリニカルクラウドの基盤である Rave EDC は、迅速かつ堅牢な実装と、優れたデータ監視・クリーニング機能を試験中に提供し、データベースロック時の作業に通常伴う労力と時間を軽減します。
ダウンタイムや変更指示なしに、試験途中の変更を実現
Medidata Platformを使用する場合、データマネージャとRTSMユーザはデータベースの構築と更新を同時に行い、プロセスのワークフローを合理化し、従来プログラミングに必要だった仕様を排除し、データベース構築時間を短縮してダウンタイムをなくすことができます。
重複したデータ入力の削除、照合作業の軽減、従来の仕様書作成方法に伴う管理負担の軽減、そしてリスクとコストの大幅な低減を実現します。
Products
Rave EDC
Rave EDCは、臨床試験施設、患者、ラボのデータを取得・管理するための、最も先進的で堅牢かつ安全なシステムです。
これまでに26,000件以上の臨床試験をサポートし、700万人以上の患者さんのデータを取得しています。
Rave RTSM
Rave RTSMは、完全に事前検証済みの無作為化および治験薬供給管理ソリューションで、数分で設定でき、最小限のダウンタイムと変更指示なしで試験途中の変更を可能にします。
RTSM は Rave EDC 上に構築されており、二重のデータ入力を排除し、照合を最小限に抑えることで、スタディ開始とスタディ終了を迅速化します。 Rave RTSMは、業務の効率化とリアルタイムの可視化を実現するために設計されています。
Medidata eCOA
患者データをリアルタイムで取得し、評価することができます。 アプリまたはウェブベースのソリューションとして利用できるMedidata eCOAは、柔軟な導入オプション、プロフェッショナルサービス、バリデーション済みおよび版権承認済みのインスツルメンツのグローバルライブラリを通じて、データ収集体験を向上させます。
Medidata eConsent
オンサイトとリモートの両方の同意をサポートする Medidata eConsent は、患者にとって優れた学習ツールになることが証明されています。規制当局と IRB に承認された当社のプロセスは、試験資料の患者によるレビューを自動化し、同意情報を議論するために施設と患者を引き込むより良いツールを提供します。
患者の同意データは Rave EDC と完全に統合されており、登録プロセスをさらに合理化します。
Sensor Cloud
Sensor Cloud は、あらゆる商業用または医療用センサー機器からのデータの取り込み、標準化、および拡張性に独自のアプローチを採用しています。
当社の共通モデルインフラを使用して受信したデータは、メディデータのバイオマーカーデータサイエンスチームが新しいアルゴリズムの発見と検証に使用したり、当社の数十の既存FDA承認済みアルゴリズムのいずれかを活用したりすることが可能です。
myMedidata
myMedidataは、患者が仮想的に臨床試験に登録し、参加することを可能にするシングルデスティネーションの患者ポータルサイトです。
業界をリードする Rave EDC プラットフォーム上に直接構築された myMedidata は、メディデータの患者向けソリューションである eConsent、eCOA、Sensors、治験責任医師と患者のライブビデオ訪問の全機能を拡張し、さらに myMedidata Registries によって治験への関与を治験前後の活動へと拡大します。
Rave Imaging
Rave Imagingは、革新的で直感的なシステムで、医療用画像のあらゆる業務をクラウドベースで安全に管理することができます。画像データの可視化と完全なコントロールを実現し、施設、スポンサー、コアラボのプロセスを簡素化します。
Rave Imagingは1000件以上のイメージングスタディをサポートし、年間1億枚以上の画像を処理しています。
Rave Coder – 臨床試験のための医療コーディング
Rave Coderは、Rave EDCや外部ソースからMedDRA、WHODrug、JDrug辞書を使用した逐語的な用語の医療コーディング機能を提供します。
コーディングは、自然言語処理と機械学習を使用してRave Coderが行う提案によって支援されます。
Rave Safety Gateway – 安全性データの送信
Rave Safety Gatewayは、Rave EDCのAEとSAEをセーフティシステムに正確かつ効率的に送信します。
重複したデータ入力を排除し、セーフティケースデータの送信を加速し、臨床チームとセーフティチーム間のデータ照合を軽減します。
Site Cloud End of Study
Site Cloud End of Study (EOS) は、試験終了時に試験ファイルをシームレスに生成、配布、管理する初のエンドツーエンド・ソリューションです。
Site Cloud EOS を使用すると、安全で信頼できる統一プラットフォームから治験施設にある試験ファイルにアクセスし、ダウンロードすることができるため、物理媒体の作成と配布、および手動での承認フォームの処理が不要になります。
もっと詳しく
クリニカルデータマネジメントの将来ビジョン
DIA 2021 で発表された Rave Platform Technology 担当 SVP、Wayne Walker の講演の様子を録画したもので、臨床データ管理の将来に対するメディデータのビジョンが紹介されています。
Rezolute社、優れた患者体験とサイト体験を提供
Rezolute社は他のテクノロジープラットフォームを評価した後、Medidata Platformを選択しました。
「Rezolute社のクリニカルオペレーション担当 Erin O’Boyle 氏は、次のように述べています。「メディデータの業界リーダー、エンドツーエンドソリューション、柔軟なプラットフォームは、小規模なスタートアップ企業にとって非常に適しています。
お客様の声
SCTU は臨床試験プロセスを活性化するため、SaaSプロバイダー候補の中で最も高いスコアを獲得した Medidata Platform 統合プラットフォームを選択しました。
メディデータのデータ収集・管理ソリューションが、高度な機能を備えた1つのプラットフォームで独自に統合されていることが、意思決定に際しての重要な要素となりました。