- メディデータの新しいネットワークによってセンサーデータの共有、セルフサービスによるセンサー統合、デジタルバイオマーカーの発見、コラボレーションの実現を支援し、企業の垣根を超えたデータ活用を促進
- 最先端のツールやテクノロジー、トレーニングにより、サードパーティのアルゴリズムの開発・提供が可能に
(2021年10月6日 米国報道発表資料抄訳)
ニューヨーク州ニューヨーク - ダッソー・システムズ傘下のメディデータは、「NEXT Global 2021」において「Medidata Sensor Cloud Network」を発表しました。Medidata Sensor Cloud Networkは、CRO、医療機器・センサーメーカー、製薬企業、アナリティクスサービス企業、アカデミアらが一体となって、センサー統合、センサーデータの標準化、デジタルバイオマーカー・アルゴリズムの開発における課題解決に取り組むための業界横断型コラボレーションを促すネットワークサービスです。Medidata Sensor Cloud Networkはデータを共通フォーマットに取り込んで標準化・分析する機能を備えており、あらゆるセンサーデータの活用を可能にする非常にユニークなソリューションです。
ダッソー・システムズのPatient Cloud担当最高経営責任者 (CEO) Anthony Costello は、次のように述べています。「Medidata Sensor Cloud Networkは新しい技術をより早く利用可能なものにするためのアーキテクチャおよびテクノロジーの提供を目指しています。このユニークなサービスを通じて、どのように患者さんに次世代の治療を提供できるか、サービスをご利用いただく多くの研究者の方々とともにデータを最大限に活用していけるよう取り組んでまいります。」
今年2月のSensor Cloudの発表と、Labcorp Drug Development社の同サービス採用の発表を受けて、研究者、データサイエンティスト、エンジニア、臨床医がデータセットを共有し、共同でプロジェクトに取り組んでおり、情報のサイロ化の解消によって、新たなインサイトやアルゴリズムの開発が迅速化しています。こうした業界間コラボレーションから得られるブレイクスルーは、より良い治療法や介入法による患者ケアの最適化、治療結果の改善、医療・臨床試験コストの削減につながります。また、メディデータのSensor Cloud Networkはそのネットワークを通してセンサー企業間の新たな提携を促進し、臨床研究者が利用可能な医療グレードのデータストリームの数の拡大における役割も担っています。
メディデータは、センサー統合、データ分析、臨床運用、イネーブルメントの分野でステークホルダーにトレーニングモジュールを提供し、Thought Leaderとのコラボレーションを促す豊富な情報共有ガイドラインを提供します。さらに、Medidata Sensor Cloud Networkには開発ツールが含まれており、データサイエンティストは臨床的な意味を持つ生理学的アルゴリズム(例:歩行などの運動パラメータ、心血管に関するインサイト、高度な睡眠指標など)を大規模に改良・テスト・提供することができます。
Medidata Sensor Cloud Networkを活用したコラボレーションを促進し、より早くみなさまに認知・ご活用いただくため、メディデータはネットワークに加入団体に提供されるセンサーデータセットを用いたハッカソン・チャレンジを後援しています。このイベントでは、臨床研究におけるセンサーデータの利用可能性と有用性の両面において、困難な課題を克服できるかどうかを評価します。このイベントの詳細はこちらをご覧ください。
メディデータはダッソー・システムズの完全子会社です。ダッソー・システムズは 3DEXPERIENCE プラットフォームにより、研究から商業化までのエンドツーエンドの科学・ビジネスプラットフォームを提供することで、個別化医療時代におけるライフサイエンスのデジタルトランスフォーメーションをリードする役割を担っています。
メディデータについて
メディデータは、より多くの患者さんの希望を実現できるよう、ライフサイエンス分野におけるデジタルトランスフォーメーションを推進しています。新しい治療の価値最大化、リスク最小化、アウトカム最適化のために、製薬企業、バイオテクノロジー企業、アカデミア、医療診断・機器メーカーなどが日々取り組んでいる研究において、エビデンスを見出し、新たなインサイトを獲得できるよう支援しています。メディデータが提供しているClinical Cloud Platformは、1,900社以上のライフサイエンス企業や団体に採用され、100万人以上の認定ユーザーが利用しており、臨床開発、コマーシャルさらにはリアルワールドデータの活用において世界で最も使われているプラットフォームです。メディデータは、米国ニューヨークに本社を置く、ダッソー・システムズ(ユーロネクスト・パリ:FR0014003TT8、DSY.PA)の傘下のグループ企業であり、世界各国に拠点を置き、各国またはグローバルでの臨床試験ニーズにお応えしております。より詳細な情報はwww.medidata.com/jp、LinkedIn / Facebookの日本語公式アカウントページなどをご覧ください。
Medidata および Medidata Rave は、ダッソー・システムズ(ユーロネクスト・パリ: FR0014003TT8, DSY.PA)傘下のMedidata Solutions, Inc.の登録商標です。
ダッソー・システムズ について
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャル ツイン エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の29万社以上のお客様に価値を提供します。より詳細な情報は、http://www.3ds.com(英語)、http://www.3ds.com/ja(日本語) をご参照ください。
3DEXPERIENCE、Compassアイコン、3DSロゴ、CATIA、BIOVIA、GEOVIA、SOLIDWORKS、3DVIA、ENOVIA、NETVIBES、MEDIDATA、CENTRIC PLM、3DEXCITE、SIMULIA、DELMIA およびIFWEは、アメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズ (ヴェルサイユ商業登記所に登記番号B 322 306 440 で登録された、フランスにおける欧州会社) またはその子会社の登録商標または商標です。
※本原稿は2021年10月6日(米国東部現地時間)に英語で発表された原稿の抄訳版です。より詳細な発表内容については原文の英語版をご参照ください。
報道関係者お問い合わせ先
メディデータ・ソリューションズ株式会社 中村 淑江
yoshie.nakamura@3ds.com