トップメッセージ
メディデータの歩みは、1999 年に初めて臨床試験に携わった科学者が試験実施における非効率と遅延を克服し、テクノロジーによってプロセスを改善できると考えたことから始まりました。時を経て、当社は臨床技術のリーダー企業に成長し、何千人もの社員が同じ目標に向かって働いています。私たちのミッションは、最新技術を利用して、ライフサイエンス企業が命を救う新しい治療法を世の中に送り出すことを支援することです。
Tarek Sherif
メディデータの共同創業者であるTarek Sherif氏は、2021年7月にダッソー・システムズのライフサイエンス・ヘルスケア部門のSector Board Chairmanに就任しました。
TarekはCEOとして20年以上にわたり、メディデータを新興企業からライフサイエンス業界向けクラウドベース・ソリューションの主要グローバル・プロバイダの1つとして、臨床開発分野では最大手へと成長させるとともに、垂直型クラウド・カンパニーのビジネスモデルを定義しました。メディデータは、世界中で最も利用されている臨床試験用プラットフォームであり、何百万人もの患者が参加する何万もの臨床試験をサポートしています。メディデータは現在、臨床試験における患者体験も再定義しており、顧客がデータとAIの力を利用して、より安全な医薬品をより早く市場に投入できるよう支援しています。2019年、史上最大級のヘルスケアテクノロジーの買収で、メディデータはダッソー・システムズの傘下に入りました。
Tarekは、医療技術と金融の分野で35年以上のリーダーシップ経験を持っており、メディデータ入社以前は、株式公開・非公開を問わずあらゆるテクノロジー・ライフサイエンス企業に特化したエクイティファンドの共同運営・管理を行ったほか、財務部門でさまざまな役職を歴任しました。
1984年にエール大学で経済学学士号を取得し、1991年にコロンビアビジネススクールでMBAを取得しました。ニューヨーク市のためのパートナーシップ基金の共同議長も務めており、同基金は市の住民のためにビジネスチャンスと雇用を創出することを目的としています。また、極地への教育的な遠征を通じて若者に刺激を与えることを目的とした非営利団体Students on Iceの諮問委員会や、NYU Langone Medical CenterのMusculoskeletal Advisory Boardも務めています。
Anthony Costello
ダッソーシステム子会社であるメディデータの最高経営責任者(CEO) です。25年以上にわたり、Anthonyは臨床試験のあり方の再定義に取り込み、患者、施設、スポンサーの体験を変革するとともに、人生を変える治療法を推進することに焦点を当ててきました。スタートアップから商業的成功に至る企業の設立と育成を通じて、分散型臨床試験を含む画期的なテクノロジーの開発に重要な役割を果たし、データソリューションと高度なアナリティクスの活用により、エクスペリエンス主導のプラットフォームを通じて患者のエンパワーメントに先駆的に取り組んできました。
キャリアにおいて、Anthonyは、ライフサイエンスにおける最も切迫した課題に対処するために、革新的なソリューションの創造を牽引してきました。メディデータの組織全体において、重要な戦略の策定から、重点営業の先導、顧客と市場向けのメディデータストーリーの代表まで幅広く貢献してきました。Anthonyは以前Medidata Patient CloudのCEOとして、患者向けの活動やソリューションの開発を主導しました。彼の指導のもと、メディデータは、myMedidata患者ポータル、myMedidata Registries、myMedidata LIVE、Sensor Cloud(メディデータの先端的なウェアラブルセンサーとデジタルバイオマーカーディスカバリーシステム)、Health Record Connect(患者の健康状態記録やクリニカル治験データと繋げるメディデータの最新技術)を含め、いくつかの画期的な新製品や機能を発表しました。Anthonyは受賞歴のあるMedidata Diversity Program(業界最も競争力の高い多様性研究ソリューション)のチャンピオンでもあります。これらの業界をリードする製品は、より良い研究デザインをサポートし、患者の負担を軽減し、多様性を向上させ、コネクテッド・エクスペリエンスの創出をサポートし、より広範なライフサイエンスエコシステムの変革に対し、彼の絶え間ない献身を示しています。
Anthonyの多大な貢献により、メディデータは、エベレストグループ(Everest Group)が発表した「分散型臨床試験プラットフォーム PEAK Matrix® 評価 2023」で最高の栄誉を獲得し、2年連続で「スター・パフォーマー(Star Performer)」を受賞しました。彼はSociety for Clinical Data Management (SCDM)の元理事長、Nextrials 社(PRA Health Sciences 社が買収)とMytrus 社(メディデータが買収)の共同設立者であり、PharmaVoice の「Top 100 Most Inspiring People in Clinical Research」にも選ばれました。また、Circuit Clinicalの監査役を務め、受賞歴に輝いたメディデータのSocial Innovation Lab(社員を非営利団体パートナーとマッチングするスキルベースのボランティアプログラム)のエグゼクティブスポンサーも務めています。
Janet Butler
Janet Butler(ジャネットバトラー)は、ダッソー・システムズのエグゼクティブ・バイスプレジデント、ライフサイエンス・エンゲージメント・グローバルセールスの責任者です。
Janetは、ダッソー・システムズのブランドとソリューションのライフサイエンス分野へのグローバルセールスを担当するコマーシャル・ゴー・マーケット・チームを率いています。2016年にメディデータに入社し、同社の戦略的パートナーシップを主導した後、エンタープライズビジネスのリーダーシップにその役割を拡大しました。
メディデータ入社以前はIBMに20年以上勤務し、数多くのリーダー的役割を果たしました。IBM での直近の職務は、ハイブリッド・クラウド担当バイスプレジデントで、この職において、北米全域でのハイブリッドクラウドソフトウェアの販売を指揮しています。また、IBM Commerce と Industry Solutions の世界的なセールスをリードするグローバルな役割も担っていました。IBM の買収により入社し、IBM のウォール街ビジネスでソフトウェアの販売を担当しました。
デラウェア大学を卒業し、理学士号を取得しています。
Tom Doyle
Tom Doyleは、臨床研究テクノロジーのリーダーであり、ダッソー・システムズのライフサイエンス部門であるメディデータの製品開発責任者です。この職務においてTomは、患者・施設・スポンサー・CRO 向けのソリューション開発におけるメディデータの業務を主導し、患者さんに新しいかつ画期的な治療法をもたらす上で不可欠な臨床試験デザイン~実施~モニタリングのあり方を改善し、加速します。
Tomは2019年にメディデータに入社し、医療技術およびデータサイエンスにおける20年のグローバルな経験をもたらします。メディデータ入社以前は、ヤンセンとベーリンガーインゲルハイムで指導的役割を担い、新たな体験とより良いインサイトを促進するテクノロジーを推進しました。臨床研究のより良いアウトカムと患者エクスペリエンスの改善に向けてイノベーションの推進に情熱を注いでいます。
カナダ、オンタリオ州のウォータールー大学でコンピューターサイエンスの学士号を取得しています。
Rick Goldstein
Rick Goldstein(リックゴールドスタイン)は、メディデータの顧問弁護士を務めています。
Goldsteinはメディデータのビジネスに特化した法務・コンプライアンスチームを率いています。同チームは、当社の商取引関係のサポート、知的財産の保護、データプライバシーおよび保護規制に関する助言、企業リスクの特定と軽減、変革的テクノロジーおよびデータ分析製品の開発に伴う最先端の法務・コンプライアンス問題の解決に向けてメディデータの指針となっています。
メディデータ入社以前は、大手グローバル法律事務所 Orrick, Herrington & Sutcliffe LLP のパートナーとして、世界的に有名なテクノロジー企業や製薬企業を代理し、反トラスト、知的財産、その他の複雑な商業訴訟や調査を担当しました。それ以前は、インターネット広告のパイオニアである DoubleClick Inc.で副顧問を務め、Merck & Co. ニューヨーク大学ロースクールで法学博士号を、ペンシルバニア大学で文学士号を取得しています。
Chris King
Chris King は、メディデータのシニアバイスプレジデントであり、カスタマーサクセス、サービス&サポート部門の責任者です。
Chrisは、テクノロジー業界で25年の豊富な経験を持ち、うち15年間はエグゼクティブリーダーとしての経歴を持つ、成功と成長をグローバルな組織で推進してきた実績を誇ります。
直近では、Salesforceにおいてイノベーションおよびプロフェッショナルサービスチームを率い、大規模なサービス運営を監督し、優れた結果を出してきました。カスタマーサクセス、プロフェッショナルサービス、戦略的リーダーシップにおける深い専門知識は、メディデータにおける顧客パートナーシップとサービスの卓越性をさらに高める上で重要な役割を果たすでしょう。
Chrisは、Hofstra Universityで経営学修士号(MBA)とコンピューターおよび情報科学と支援サービスの修士号を取得しています。
Edwin Ng
Edwinは2014年にMedidataに入社し、現在ではDassault Systèmesにおけるアジア太平洋地域のライフサイエンス事業を率いています。彼の強力なスキルセットとリーダーシップのもと、この地域でのビジネスは毎年著しい成長を遂げ、スポンサーやパートナーの数を大幅に増加させるとともに、業界に貴重なインサイトを提供しています。
Medidata、BIOVIA、その他のDassault Systèmesの統合アプリケーションは、ライフサイエンスおよびヘルスケア分野におけるデジタル変革の最前線に立っており、研究開発、品質管理、製造、臨床試験の促進を通じて、APAC地域のスポンサーおよびパートナーを支援することに力を注いでいます。
Edwinのキャリアは約30年に及び、デル、ヒューレット・パッカード、ストレージテック、サン・マイクロシステムズなどの企業で、アジア太平洋地域における様々な管理職を歴任し、ビジネスの立ち上げや企業ビジネスの運営に関する豊富な経験を持っています。
EdwinはシンガポールのNanyang Technological Universityでコンピュータ工学の応用科学学士号を取得しています。
Matt Noble
Matt NobleはPatient Cloudの責任者です。Patient CloudはeCOA、eConsent、および分散型臨床試験(DCT)機能を統合した、強力な患者向け総合ソリューションです。以前Mattは製品管理のSenior Vice Presidentとして、2014年業界初のBYOD「Bring Your Own Device」で、アプリベースのソリューションであるPatient Cloud eCOAのローンチから、Patient Cloud技術の製品開発を指揮していました。
Nobleは17年間にわたり、ライフサイエンスと金融サービス業界の両方で、複雑なB2Bソフトウェア製品の開発、先導をしてきました。メディデータ入社以前、Nobleはゴールドマン・サックス証券のVice Presidentを務め、金融価格設定やレポーティングソフトウェアの構築に注力しました。
Jennifer Plumer
Jennifer Plumer(ジェニファープラマー)は、メディデータ・ライフサイエンス・エンゲージメント・マーケティングのシニアバイスプレジデントです。受賞歴のあるマーケティングリーダーで、20年にわたる経験と、ライフサイエンス・テクノロジーおよびヘルスケア業界におけるあらゆるマーケティング分野での多くの実績を有しています。
2016年にメディデータに入社したJenniferは、メディデータとライフサイエンス分野のグローバルマーケティング戦略および実施を主導する責任を負っています。機能横断的なマーケティング戦略・計画の策定への意欲を原動力に、COE、オペレーティングモデル、フレームワークを開発し、市場におけるインパクトの増大とマーケティングチーム、チャネル、戦術間の相乗効果の向上に貢献してきました。
彼女のマーケティング分野における戦略的な取り組みが評価され、Forrester社の2022 Marketing Program of the Year Awardを受賞しています。また、メディデータの「Solve the Impossible」ブランドキャンペーンでは、ANAから「2022 Global ACE Gold Award」を受賞しています。
Jenniferはノースカロライナ大学チャペルヒル校で文学士号を、リバティ大学で MBA を取得しています。
Joe Schmidt
Joe Schmidtは、ダッソー・システムズの子会社であるメディデータの最高執行責任者(COO)です。過去の7年間で、Joe は2000社以上の顧客をサポートするグローバルカスタマーサクセスチームを率い、製品設定から継続的なスタディサポート、ストラテジックコンサルティング、デジタルとランスフォーメーション、スタディ管理、分析、プラットフォーム管理に至るまで、さまざまなサービスを提供しています。
Joeは臨床研究業界で25年以上にわたり、主に患者に優れた治療法を迅速に提供するための技術対応ソリューションに焦点を当てたチームを構築・指揮してきた経験があります。2017年にメディデータに入社して以来、企業顧客をサポートするため、モバイル、患者向け、分散型の臨床試験ソリューションのサポートに重点を置く患者クラウドサービスチームを立ち上げました。
ライフサイエンス分野において、グローバルサービス・ビジネスの管理に豊富な経営実績を持つJoeは非常に効率の高いリーダーであり、大企業やスタートアップを問わず、あらゆる環境で優れた実績を残しています。彼は戦略計画の策定、革新的な技術を通じて持続可能な経済成果を獲得できる多様なチームの構築・指導において専門性を持っています。
メディデータ入社以前は、クリニカルインクの最高執行責任者(COO)を務めており、さらにClinical Ink以前は、MedAvante(現WCG)で10年間、エグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーとして、ソリューション開発とグローバル展開の活動を主導していました。Covance社でのキャリアをスタートさせ、臨床業務に携わりながら、徐々に責任ある役割を担ってきました。スクラントン大学で生物学の学士号を取得しています。
Josh Schwartz
Josh Schwartz はメディデータの最高財務責任者 (CFO) で、財務計画・分析、価格設定、コマーシャルエンゲージメント、コントローラーシップ、調達、税務、オペレーションを統括する責任者です。Schwartzと各チームは、組織全体のリーダーシップと連携し、会社の戦略的・経営的目標を推進する財務戦略を実施しています。
Schwartzは、SaaS を中心とするテクノロジー業界において、企業財務と業務財務の分野で 20 年近く経験を積んでいます。2010年にメディデータに入社して以来、財務担当のリーダーとして責任ある役割を果たし、高い業績を誇るチームの構築と組織全体の規模拡大を推進してきました。
Schwartz はメリーランド大学で会計・財務の理学士号を取得しています。Grant Thornton社でキャリアをスタートし、メリーランド州の公認会計士免許を取得しました。
Esmerita Sepulveda-Lusky
Esmerita Sepulveda-Luskyはメディデータ・ソリューションズの人事責任者です。この職務において、彼女はメディデータの企業文化の確立や会社全体のパフォーマンス向上に貢献し、メディデータの使命と事業を推進するため重要な役割を果たしています。
人事部門の責任者として、Esmeritaは人事業務、人材募集、企業の多様性・公平性・包括性、職場の福利厚生とリソース、人材管理及び企業の社会的責任を主導しています。
25年間の業界経験を持つEsmeritaはプルデンシャル・ファイナンシャル、ユニリーバ、メルクなどのリーダーや管理職を経て、豊富なキャリア実績を有しています。
Esmeritaの努力により、メディデータは米人権NGOヒューマン・ライツ・キャンペーン財団(HRC)の企業平等指数(Corporate Equality Index)において100点を獲得し、職場の優れた環境で「Great Place to Work」リストに選出されました。
メディデータ入社以前、Esmeritaはプルデンシャル・ファイナンシャに約10年間勤務し、複数のリーダーシップの役割を担っていました。プルデンシャルでの最後の役職はHuman Resources Directorでした。この職務において、彼女は経営層の戦略的パートナーとして活躍し、金融サービス組織の主要な人事ビジネスパートナーとしての役割を果たしました。EsmeritaはHRチームを率いて、事業展開に影響する肝心なHR戦略を策定していました。他にも、ユニリーバ、メルクなどに業界トップ企業で、グローバル範囲にて人事の仕事を行っていました。
女性のリーダーシップとキャリア開発に情熱を持って取り込んできたEsmeritaはメリーランド大学 スミス・スクール・オブ・ビジネスでMBAを取得しました。